映画『監督失格』2011/10/2@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

すっかり はてな ご無沙汰なんですが。他のところに書いたところからピックアップ。
『監督失格』
公開当初から何度も見ようと思って出かけながら、重い気がして回避していた映画。DVDでもいいんじゃないか、とか、レディスデーでいいんじゃないか、とか。今日も渋谷の駅に着いてから往生際悪く、他の映画のスケジュールを調べたりしながら、結局、『監督失格』が気になって気になって、やーっと六本木へと足を向けた。ああ、でも、やはり映画は映画館で見るものだと、つくづく思う。
切ない切ない映画。矢野顕子の書き下ろしの『しあわせなバカタレ』が、また美しく哀しく。幸せが分かち合えるものなのか、それとも個々に訪れる共犯者の感覚でしかないのか、そのどちらなのかはわからない。でも、その場と時間を共有できた喜びは人の中に生き続ける。
今日は、身体中、この映画の余韻でいっぱい。