映画『七瀬ふたたび』

早稲田で『千年女優』を見ようと思ったら、3本立てで途中から入場はできない、と言われ、すごすご引き上げた。電話した時には1時間前にくれば入れる、と言われたんだけど、立見も満席じゃ現実的には入れないよね。入替制じゃないんだから。
渋谷で買物でもしてかえろーかーなー、と副都心線に乗ったところで、ちょうど昼ご飯食べて13時の『七瀬ふたたび』に間に合う事に気付く。そうだ、香港ロジ行ってランチ食べて、それから見よう!と決める。前売り買って、いそいそと香港ロジへ向かったが、見込みの甘かった事を知る。満席じゃー。しばらく待ってみたものの諦める。でもって、リンガーハットへ向かったけど、ここも順番待ち。仕方ないのでコンビニでパン買って映画館へ。
『七瀬ふたたび』言わずと知れた筒井康隆の大傑作。むかーし貪るように読んだけど、すっかり結末なんて忘れてますわ。私の記憶力なんてそんなもんです。
美人の七瀬、ちょっと服装が重い。棒読みに近い演技が少し気になったが、よく考えると役柄としてこんな感じか。感情豊かな七瀬はあり得ないもんねぇ。ソフトバンクのお兄さん出演。人のブログに書かれてましたが映画の中で、SBMが繋がらないんです。これはにやーっとします。でもさ、こういう状況にある人達がSBM使わないでしょー。
携帯も使うし、ネットも出てくるし、お化粧も現代風だから、時代設定は現代ね。
プロローグとして中川翔子監督の短編があります。評価するほどお金も手もかかってないみたいだけど、頑張ってます。確かに、本編前にこれがないとわかりづらいかも。(大胆な誤字発見して訂正しました11/1)
ハリウッドのSFアクションものも良いけど日本のSFもなかなかよいもんですぜ。
客の入りは悪かったなぁ。日販さん、頑張りましょう。