映画『やわらかい手』

映画『やわらかい手』
マリアンヌ・フェイスフル という名前に反応して観に行きました。
昔のミック・ジャガーの恋人ですね。
共演のミキ・マノイロヴィッチはユーゴ出身の映画『アンダーグラウンド』のマルコをやっていた俳優さん。いい男なんだよなぁ。
話は主婦マギーが孫の難病の治療のために、職を探すのだけれど、幸せな主婦で過ごしてきた彼女に仕事が見つかる筈がなく、「ラッキー・ホール」へと迷い込む。「ラッキー・ホール」とは穴越しに手でイカせる仕掛けなんだけど、店の紹介の中で、ミキが日本で見てきて、この界隈でこの仕組みを持っているのは自分だけだ、と自慢する台詞があって、へぇ、日本発なんだぁ、と感心してみてました。
最後に、ミキがクリスマスプレゼントに彼女に指輪を用意しているシーンがあるのですが、このシーンを見て、ついつい自分と重ねてしまいました。指輪がほしいということではありませんよ(笑)、人と人との間って節目を大事にすることが必要なんだよなぁと、思うのです。何か拠り所がないと人と人ってぎくしゃくしてきちゃうんですよね。自分たちで関係はつくっていかなくちゃいけないんだけど。

それからマギーがミキに向けて言う台詞。
"So, what am I to you?"