上海旅行記 2008年1月2日(水)

林檎を食べるマダガスカル猿が、すっかり気に入ってしまったアホな家族は、この日も上海野生動物園へ行く事にする。年末の29日に行った時の渋滞に、うんざりしていた私がフロントでタクシーを利用しないで浦東方面へ行く方法を尋ねていると、いつもの通りポーター兼コンシェルジェの人々が寄って来て、あーだーこーだーと言い出す。
挙句、既にタクシーの運転手と交渉して来てくれて、往復で400元でどうだ…と。
結局、帰りに動物園で白タクの運転手に囲まれ、安全なタクシーを探す煩わしさと、遠回りされる心配を回避できる事を考えれば、400元だったら安いものなので、その値段で手を打つ。まぁ、動物園まで片道140元だから、妥当なところか。

出発〜〜〜。タクシーのウンチャン、前を走っていた同僚に、ご機嫌で声をかけ、挨拶と道路状況の確認と今日の仕事のじっまーん♪

うちの家族は猿に会えるし、帰りの車の心配しなくていいし、何か会ったらホテルに文句いいだけだから、思いっきりお気楽で、ワクワク状態。

やってきました動物園。
出勤する動物さんたち。多分、ショーのためかな?


遊覧車に乗って放し飼い地域へ。

遊覧車、言うならばサファリバス?

バスが終わって外に出て、前回は、ペリカン側に行ってしまったので見られなかったカンガルーとダチョウ。ダチョウはでかい…。家族は「偉大なる将軍様からの贈り物に違いない」と…。


水鳥地区。これはカンムリヅルだけれど、普通の鶴が飛んで来るのを間近で見た。大きかった。

でもって、前回と同じレストランで食事。
同じお姉さんがサービスしてくれる。曰く、この前も来たでしょう、と。よくまぁ、この寒いのに。私は、前回もこのテーブルに貴方たちが座った時に注文をとりに来たのだけれど、貴方が発音間違えたからおぼえてるわぁ〜っと。でもって、やっぱりみんなでコートを着たまま、前回と同じメニューを頼み、食す。

その後、さぁ、パンダの居場所と、マダガスカル猿の待つふれあいスペースへ。
ところが、今日はパンダは昼寝中…。寝ぼけてあちこち掻いたり、何か食べてる夢でも見ているのか舌をぺろぺろしてみたり…。いや、でも、寝ててもやっぱりかわいいにゃぁ。

それから、待ってました、ふれあいスペース。さんざん遊んで、飼育員のお姉さんが林檎ではないホントのご飯をあげるところまで着いて行く。ご飯をあげるところについていってしまった二人を後ろで見ていた妹が言うには、でかい猿が二匹着いて行ったそうである。

予定通り3時に動物園を出発して錦江飯店へ帰る。
最終日の夕飯は老夜上海にて。