立読み
週刊文春「中国美人スパイ」の記事を読む。
在日のウィグル人が実はスパイだったが、自分の正体を明かしてしまったという内容。
何とも哀しい。この彼女の身に、今後、何もないことを望んでしまう。
勿論、私たち日本人だって、日々問題を抱えているのである。不幸の大きさは比較することができない。
でも、来日した在米のウィグル人ラビヤ女史が言ったのは『日本は民主国家です。民族問題があるとしても、その民族が発展したいと思うなら、止めることは出来ません。投獄することはできないのです。このような民主国家は初めて見ました。』と。
つくづくと、この世界では甘ったるい正義感などは通用しないんだよなと。
それでも、現実から眼を背けずに見つめていくことが重要なんだよ。
中国を追われたウイグル人―亡命者が語る政治弾圧 (文春新書)
- 作者: 水谷尚子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10
- メディア: 新書
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