立読み

週刊文春「中国美人スパイ」の記事を読む。
在日のウィグル人が実はスパイだったが、自分の正体を明かしてしまったという内容。
何とも哀しい。この彼女の身に、今後、何もないことを望んでしまう。

勿論、私たち日本人だって、日々問題を抱えているのである。不幸の大きさは比較することができない。

でも、来日した在米のウィグル人ラビヤ女史が言ったのは『日本は民主国家です。民族問題があるとしても、その民族が発展したいと思うなら、止めることは出来ません。投獄することはできないのです。このような民主国家は初めて見ました。』と。

つくづくと、この世界では甘ったるい正義感などは通用しないんだよなと。
それでも、現実から眼を背けずに見つめていくことが重要なんだよ。