ライブ『下北JAZZ FLOWER vol.1』20131009

ライブ『下北 JAZZ FLOWER vol.1』イブラヒム・マーロフ / トレメン20131009

バラカンモーニングのご招待に当たって行ってきました。
イブラヒム・マーロフさん。

レバノン、ベイルート出身、パリ在住のトランペッター。初めて聞いた、と思っていましたが、スティングやエルビス・コステロとも共演しているので、聞いている可能性は高いですね。

アラブの幽玄世界というので、静謐な音を想像していったら、全く違いました。恐らく、この人の音楽の幅がとても広い。そして音楽って不思議で、どんなに西洋化しても、演奏する人の生まれ育った環境の色が出てくる。素人なので専門的なことはわかりませんが、恐らくベースはアラブ音楽。

このイブラヒムさん、勿論、自分がソロをとるところでは前面に出てくるのですが、バンドとしての音楽もとても大事にしていて、ソロでないところではトランペットの群に混じってしまうのです。ジャズはそういうものなのかな?でもって、このサウンド、どう聞いてもハードロックの色が濃い…。バカテクのミュージシャンばかりなのだと思います。

ドラムソロなんて聞いたのは、何年ぶりですかねー。私は、ドラムソロって好きなのです。観客が、ヒューっとか拍手だとかで盛り上げるのが、また、たまらんです。

このリンクしたYouTubeの画像で、後半は曲調ががらっと変化するのですが、まぁ、こういった感じです。

かなり面白かったので、機会があれば、また見たいと思っています。

プランクトン・レーベルのサイトから

『レバノンの首都ベイルート出身、パリ育ちのトランペット奏者。トランペット奏者を父に、ピアニストの母を持ち、ジャーナリスト兼詩人兼音楽学者の祖父を持つ知識階級/音楽一家の出身。彼の父が開発した微分音を出すことのできる”4分音トランペット”を用い、アラブ音楽を奏でることのできる現存する世界唯一のトランペット・プレイヤー。』

ふーん。この前のポーランドの歌い手さんといい、こんなに色んな音楽が聞ける日本ってすごくなったもんだと、つくづくオネーサンは、心から思うのでした。


Ibrahim Maalouf Beirut Festival Django Reinhardt ...

 

会場 shimokitazawa GARDEN

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