観察映画『精神』

『ミリキタニの猫』とか『ロンドンコーリング』とか見てから、最近、ドキュメンタリー映画は、個人的にかなり面白いと思っています。
先日、東京視点の編集会議にゲストでいらした想田和弘監督の観察映画『精神』がイメージフォーラムにて公開されました。実は、私自身は編集会議で拝見しただけで最後まで見ていないので、早く見たいと思っているけれど、なかなか、他の予定との折り合いがつかず…。

朝日新聞にもインタビューが掲載されていました。asahi.comにて読めます。

http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200906060077.html

他にもhttp://eiganavi.gyao.jp/news/2009/06/post-f3a8.html
とか、

http://www.cinema.janjan.jp/0906/0906110881/1.php
とか。
映画『精神』


映画では、精神疾患を抱えた患者さんの日々を追いかけ、モザイクをかけずに編集してある。監督のインタビューによれば、モザイクをかけることで、社会との壁をつくり、顔が見えないことで偏見が生まれるからだとのこと。


ナレーションもテロップもありません。
映像の力だけで、どこまで何を見ることができるか。
ご案内をいただいたので、引用します。
とても興味深い映画です。

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皆様
東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでの『精神』封切り、初日はなんと1日4回の上映がすべて満員御礼という、素晴らしいスタートを切りました。舞台挨拶には、「こらーる岡山」山本昌知医師と川田龍平参議院議員をお招きし、盛り上がりました。ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=4183

拙著『精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける』の売れ行きも好調で、映画をご覧になった5人に1人が購入してくださっています。

本日14日、15日、16日の最終回(19時スタート)上映後、想田と柏木が質疑応答に参ります。
東京近辺にいる皆さん、ぜひお越し下さい!

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

想田和弘 柏木規与子