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英国王給仕人に乾杯

チェコのイジー・メンツェル監督の作品。先日見た『スラムドッグ〜』のような勢いがあるわけじゃないんだけど、よかった。
一時期、一緒に仕事をしていた怪しいオッサンは、足しげくプラハに出入りしていた。その後、自分の残された時間は中欧のために働くのだ、と言っていた。きっと、今でも怪しいんだろう。
そして、村上春樹の『1Q84』はヤナーチェクの曲から始まるのね。
で、映画。なんだか、とても不思議な作品だった。どこにテーマがあるのかな。人が生きる、ということなんだろうかな。笑う事、愛する事。戦争の悲惨さ、人の愚かさ、真実の不確かさ、不条理が背景として描かれる。
役者さんも映像もつくりもよかったな〜。映画の画面の中が広々として見えた。陰惨な歴史も、個人にとっては生きる場に過ぎない、そこに選択肢はないんだと、つくづく思いました。