想田和弘監督と観察映画『精神』

4月13日/東京視点編集会議。
ゲストは6月に観察映画『精神』がイメージフォーラムで公開されるNY在住の想田和弘監督。前作の『選挙』が、結構評判になったとのこと。私は存じ上げなかったけど。
東京視点の顧問の下村健一さんの関係でいらした。
メンバーの映像に対する講評の後、想田監督の『精神』Trailer上映。その後、本編をちょっと見る。
病んでいる人々の生命と生活の重さが描かれる。人がつくる映像である以上、素のまま、というのはあり得ない。のだけれど、光、人の存在の重さ、悲しみ、生きる事が、そこにある。
最近は、人の集まるところへ行くと、症状はそれぞれだけど、何人か鬱病の人がいる。
癌のことは知られているのに、精神病については、あまりに知らなさすぎる。自殺についてもそうである。自殺は本人がしたくてするわけじゃない。あまりにも社会の理解がなさすぎる、という重いテーマに突入する。
ところでこの日「川島芳子は生きていた?」が放映されていた。会議中、知人からのメールで知る。知らなかったから見られなかった…。なんで後から言うの〜〜〜〜〜?!知っていたら録画予約したのに…。
http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/story.html
大変、有意義な編集会議でした。