映画『アラトリステ』

10日くらい前かな。友人と昼に落ち合って東京大神宮へお参り。
一昨年、縁むすびのお守りをいただいたのだけど、友人によれば、その後のごたごたは、お礼参りに言っていないからではないかという話でもあり(笑)確かに、お守りもぼろぼろになってきたので、仕事なんかも含めて、色んな意味で心機一転。
2年前に比べて参拝している人の多さに驚く。
でも、あれあれ???みんな、本殿にお参りする前にお稲荷さんの方へ行っちゃう???多分、お参りする習慣なんてないんだろうなぁ。縁結びのパワースポットって事で、みんないらしてるんでしょうねぇ。日本人は何でも拝んじゃうんだよね。これって、諸外国にはなかなか理解されないだろうなぁ。私はいい事だと思うけど。
その帰り。せっかくだから有楽町で映画を観に行くことになって、到着した時間で間に合う映画を観に行く事にする。

ということで『アラトリステ』。友人がビゴ・モーテンセンのファン。私は、最近、ちょっと、スペイン語圏の映画が気になっていたので、大賛成で観に行った。
スペインの国民的歴史冒険小説を映画化したものなんだそうだけど。
ともかく、内容てんこもりなのと、字幕が悪くて、なんだかさっぱりついていかれず。細かいディテール、例えば、スペインでは当たり前の事として知られているのだろうけれど、フランドルとスペインの関係だとか、私がわかった範囲で書くと(わかんなかったことは書けないから)『裸のマハ』が誰の作品なのか、とか、ベラスケスが宮廷画家であること、だとか、こういうことって、そういう細かい部分で引っかかって、なかなか先に進まない。
うーん。どうなんだろうなぁ。何だか、よい映画になりそうな気配はあるのだけれど、きれいだし。でも、ともかく、詰め込み過ぎですべてを台無しにしている感じ。がんばってます賞あげたくなっちゃう。終わって、私の一言め。「ふーん、フェリペ2世って梅毒だったんだ〜」。