映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

見なくっちゃな〜、と、半分義務のように思えて、なーんとなく、時間をだらだらと過ごしていたのだが。私はストーンズファンでは、決してないです。私なんぞがファンであるはずがない。球場の外で盗み聞きしているロックファンみたいなもんなんだよ。知人のブログを読んで、俄然張り切って、六本木まで出かけて行った。水曜日のレディスデーだしねっ!
はぁ。もう、最初っから感涙。18seconds, he's gonna burn.(だったかな?)あー、そーだろうなー。これだけの明るさでライブの映画撮るには、強烈なライティングが必要なんだろうなぁ。すごいんですよ。セリフの中にもあるけれど、綿密に計算された撮影。ライブ映像じゃなくて、映画なんです。やっぱり。すごいよっ。光の中に浮かび上がるローリング・ストーンズ
観ながら、体が動いちゃうよ。口も動いちゃうよ。「イエーッイエーッイエーッ、ホー♪」隣のカップルは拍手してたし…。
あんまりすごくて、仕事の帰りに六本木まで観に行って、帰ってきてから、昨日の残りのおでんを食べて、やっぱりも一回観たくて有楽町のレイトを観にいったのだ。ううっ。
もうね。ホントにね。観た人しかわかんないけどっね。チャーリーのためいきでしょ、ミックのこだわりでしょ、キースとロニーの対比。バディ・ガイのブルース。映画だからね、見せたいところ、聞かせたいところは目に入ったり、耳に入ったりするようにできているわけね。チャーリーが元気なうちに、この映画を撮ってくれたスコセッシ、偉い!すごい!
60歳になっても、あの体型を維持して、ステージを動き回るミック・ジャガーのプライドと美意識にも驚嘆。
映画館はがらがらだと聞いていったのだけれど、六本木の15:45の回は85%ぐらい、有楽町でも60〜70入ってたんじゃないかなぁ。あ、レディスデーだからだ…。絶対、もう1度は観にいくと思う…。逆にストーンズファンじゃないから、こんなに喜べるのかもね。先入観ないもん。
ロック好きでよかった(^.^)