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中国・台湾「三通」始まる

asahi.comより

 中国・台湾「三通」始まる 海運の直行便や郵便配達
2008年12月15日21時39分
 【台北=野嶋剛、北京=坂尻顕吾】中国と台湾の間で通信、通商、通航の直接往来を指す「三通」が15日、始まった。長く敵対を続けてきた中台間で、経済活動が正常化した形だ。台湾は中国経済との一体化による実益を期待し、中国側は「統一」に向けた前進と受け止めている。
 「両岸(中台)直航で両岸が二度と対立せず、対立は和解に取ってかわられる」。台湾南部・高雄港でこの日、式典に参加した馬英九(マー・インチウ)総統は三通実現の意義を強調した。
 11月に台北であった中台窓口機関のトップ会談で、海運の直航便や郵便の直接配達に合意。協定が発効し、中国63カ所、台湾11カ所の港が直接結ばれた。7月に始まっていた空の週末直行チャーター便も連日運航になり、便数は週に約100便が中国と台湾の主要都市を往来。大幅な貿易コストの削減や人・モノの往来の増大が期待されている。
 三通は中国側が79年に台湾へ呼びかけた。台湾は慎重な姿勢を崩してこなかったが、馬総統は三通実現を公約に掲げて当選、経済界の強い期待をバックに中国との交渉を素早く進めた。
 三通を統一への「一里塚」としている中国側も歓迎。中国・天津港での式典で、台湾政策を担当する王毅主任は「各界の30年におよぶ努力がついに結実した」と述べた。式典には台湾与党・国民党の連戦名誉主席も出席し、中台の「蜜月ぶり」を演出してみせた。

毎日JPより

中国・台湾:「3通」を解禁 海運は直行便で、郵便も開始CommentsAdd Star

 【台北・庄司哲也】中国と台湾が通航や通信などで直接交流する「3通」が15日、事実上解禁された。中台の窓口機関による11月の合意を受け、海運貨物の直行便が就航したほか、航空機直行チャーター便の毎日運航、郵便輸送などが始まった。台湾海峡を挟んだ人や物の往来は今後、さらに活発化する。
 台湾で5月に中台融和を掲げた国民党・馬英九政権が発足したことで、解禁の動きが一気に進んだ。3通の本格的な実現は49年の中台分断以降初めて。
 中国と台湾本島を結ぶ海運貨物便はこれまで、沖縄県石垣島など第三地を経由してきた。直行便の実現で16〜27時間短縮されるほか、寄港で支払う税や船の燃料コストが削減される。台湾側は11港、中国側は63港をそれぞれ開放した。

 また、これまで週4日間だった航空機の直行チャーター便は毎日運航されるようになったうえ、安全保障上の理由などから使えなかった飛行ルートも開通された。台北−上海間はこれまで約2時間30分かかっていたが、約1時間20分になる。
 【ことば】▽3通▽ 79年の米中国交正常化を機に中国が解禁を呼びかけた、台湾との直接的な「通信」「通商」「通航」の総称。台湾側は慎重な姿勢を保ってきたが、01年に中国大陸に近い台湾の金門、馬祖両島と中国福建省の間を結ぶフェリーが就航し、台湾の離島に限った「小3通」が実施された。05年の春節(旧正月)には、中台間を直接結ぶチャーター航空便が初めて運航されるなど徐々に緩和が進められてきた。

台湾南部、と行ったら、野党民進党のお膝元ですね。
今までは、台湾と中国は、春節前後を除いて、直接の往来はなく、海運は石垣島など第三地を経由してきました。直行便が実現することで、寄港で支払う税や船の燃料コストが削減されるのですが、CO2の削減にもなるでしょね。でも、これって、日本では、石垣島の税収に、かなり影響あるんじゃないでしょか。どうなんだろう。