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朝日新聞記事『カシュガル旧市街に取り壊し通告 ウイグル族「横暴だ」』

中国は、今回のオリンピックでも、全く民主化しなかった。人権などという概念は、彼らにはない。今回、北京でオリンピック開催を選択した、ということが全くの失敗だったことが、よくわかる。今回のオリンピックでの得られたこととを強いて言えば、欧米の中国に対する幻想を打ち砕いたぐらいのものか?
日本国内にいる中国人は、このニュースを聞いても、中国政府の姿勢が正しい、と擁護するだろう。そのように教育され、他に思考の選択肢はなく、それが正しいからだ。人の心は、自由なんかじゃない方が、わざわざ考えたりなんてしない方が、楽に決まってる。全く『1984』の世界である。
外交という場面においては、吠えるだけが能じゃない、そんなことはわかっているが、中国にへいこらしている政治家を見ると、苛つく。
以下、asahi.comより引用。
http://www.asahi.com/international/update/0825/TKY200808250296.html

2008年8月25日20時14分

 【カシュガル=古谷浩一】中国新疆ウイグル自治区カシュガルで、ウイグル族が集中する「旧市街(オールド・シティー)」を一斉に取り壊そうとする動きが出ている。北京五輪閉幕にあわせるように24日から25日にかけて、地元当局が都市再開発を理由に、住民代表らに早期立ち退きを求めた。ウイグル族側から反発の声が出ている。
 カシュガルの旧市街は、中国で最大級のモスクと言われるエイティガール寺院の周辺に広がる地域。街北部の高台を占める一画にあり、泥などでつくったウイグル族独特のつくりの家々がひしめく。数万人が住むと言われている。
 複数の住民の話によると、地元当局は「旧市街の建物は老朽化しており危険なので取り壊す」と通告。具体的な立ち退き期限は示されなかったが、「早急に立ち退くように」と求めたという。
 カシュガルの人口は約35万人で、うち約8割がウイグル族を中心とした少数民族。残りの約2割が漢族だ。90年代以降、政府が経済建設に力を入れ始めたことで、漢族の商人や建設関係者らの流入が加速し、街の古い街並みは次々と壊されてきた。旧市街は昔ながらのウイグル族文化が残る限られた場であり、多くの外国人観光客も訪れる。
 当局は50世帯分の住居だけは壊さずに保存すると説明しているという。だが、ウイグル族側は、一方的な取り壊し通告は「民族文化の破壊」が狙いだと反発。靴職人の男性は「五輪閉幕にあわせて出て行けと通告してくるとは。民族感情を無視した横暴な行為だ。国際社会の中国への関心が離れるのを待っての措置としか思えない」と語った。
 カシュガルでは、ウイグル族と漢族との間の結婚が勧められているほか、郊外の農村部でもウイグル族の若い女性を自治区外の都市に出稼ぎに出すことが奨励されている。当局はウイグル族の漢族への同化措置を強めているとウイグル族側は受け止めている。

この件、興味深いブログを発見しました。私のような感情論ではなく、きちんとしたデータに基づいて解説してくれています。
タブロイド・ブログ188/人権が21世紀経済を支配する 分析☆その1http://d.hatena.ne.jp/soesan/20080825