映画『ダーク・ナイト』

いつもの友人と新宿へ。
暗い夜、ではなく、闇の騎士、であった。こういうタイトルって、いいのかなぁ。あまり嬉しくないけれど。
私の世代は、テレビドラマでバットマンとロビンを見ている人も多い筈。案外、私のメカ好きも、この辺りに原点があったりして…。
映画のバットマン見ると、暗い映画だと思う。ハリウッド映画は脳天気だという印象があるのだけれど、バットマンは暗い。こんなに暗い映画の興行成績がよいアメリカって不思議な国だと思う。
ヒース・レジャーのジョーカー、かなり怖い。ジャック・ニコルソンのジョーカーも違った怖さがあったけど、ヒースのジョーカーは陰惨な怖さがある。この後、テリー・ギリアムの映画撮影中にヒースは急逝してしまったのだけれど、ジョーカーに入り込みすぎちゃったからなんじゃないか、と、思わせるような怖さ。
イギリスでは、この映画を子供に見せるのは、いかがなものか?と物議を醸しているらしい。私も、この映画は大人向けの映画だと思う。テレビではなく、是非、音の良い映画館でどうぞ。
終わって、照明が点いてからも、しばらく、誰のおしゃべりも聞こえませんでした。