映画『スカイ・クロラ』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』

なんだか、色んな事が、自分の中で整理がつかなくて、やけになって映画2本。レディスデー。

銀座で『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』。豊洲まで行って『スカイ・クロラ』。わざわざでかけた甲斐あり。やっぱり、映画館は選ばなくちゃ。
渋谷Tなんて、映画上映中に非常灯が点いたまま。防災上は正しいかもしれないけれど、今時ねぇ(ため息)あり得ないよ。
スカイ・クロラ』観たら、なんだか、行き詰まっていた事が、すーっと解決しちゃったの。映画自体は、生きる、ということだと思うんだけど。
「君は生きろ、何かを変えられるまで」という台詞の一つの答えが、子供なんだろうなと思ってみていた。
この映画、エンドロールが始まっても、帰っちゃいけません。最後まで映画を観る習慣のある人だけが、意味がわかるようになっています。
押井さんの映画って、この2つとイノセンスしか観た事ないんだけど、多分、私は、とても好きなんだと思います。
宮崎アニメみたいにわかりやすくはないけれど、監督が、色んなこと、映像のこと、哲学のこと、政治のこと、そして、人間のどうしようもなさ、その、どうしようもなさが人を人としていること。
そんな色んな事と、ぶきっちょに、真正面から取り組んじゃっているとこが、とても好きなんだと思います。
いや、宮崎アニメだって、考えているんだと思いますよ。しかし、予定調和的でわかりやすく、なんだかなぁ。
ああ、好き勝手な事を書いてしまった。
印象論です。あくまでも。