映画『世界で一番美しい夜』

渋谷で『世界で一番美しい夜』。美しいチラシと役者陣に惹かれました。天願大介監督。と言っても、残念ながら他の作品を知っているわけじゃないんです。
田口トモロヲ佐野史郎柄本明角替和枝、それに、何と言っても石橋凌ARBが大好きだったのです。凌の初出演したポルノ映画『さらば相棒』も観ましたよ。当時のライブ仲間とドキドキ緊張しながら(笑)。その後、役者さんになってからは、あまり観ていなかったのですが。東京乾電池も随分観ました。柄本さんも角替さんも、大好きな役者さんです。トモロヲさんの「ばちかぶり」はあんまり知らないのですが、『鉄男』です。佐野史郎さんは「冬彦さん」。そんなわけで私にとっては、ゴージャスな顔ぶれです。
世界で一番美しい夜」を実現するために、縄文の知恵とパワーを復活させる、というのが話の筋ですけれど、前知識なしで出かけたので、展開にびっくり。変な映画だなー。内容は書きませんが。160分飽きないで見入ってしまいました。アニメーションは、何故ロシア語の切り抜きが使われているのか謎ですが、そのものとしても、使い方もうまいな、と思いました。うまい下手の基準があるわけじゃないんですが、印象だけ。
映画はエロテロの話なので、R-18です。とても面白く、あっという間に終わってしまいました。
うーん、石橋凌、昔に較べたら、当たり前だけど太ったなぁ。でも、いいオッサンになってきた。ううっ。懐かしい。「たましぃ〜、こーがーしてぇ〜〜〜〜」とか「さらば、相棒、お前とおれーにー かんぱーい♪」とか…。まぁ、それはいいとして…。

柄本さん、どこで出て来るのかしら??と思っていたら、やってくれました。すごいなぁ、やっぱり。一番好きな役者さん。
あんまり色々なキャラクターが出て来るので、映画館の外に出てから、街を歩く人たちの顔が、登場人物の誰かに見えて仕方なかったです。いい映画でした。今まで知らなかったけど、いい役者さんも観られて嬉しく思いました。

その後、友人と池袋のいつものベトナム料理の店で食事。渋谷から副都心線で池袋へ!昨晩、連絡があって、7月末で仕事を辞めるので、その前に有休をとることにして、明日休むので…ということで食事を誘われていました。今日は水曜日で映画館はレディースデイだったり、サービスデイだったりするので、一緒に映画、ということも考えたのですが、結局、別々の映画を。
彼女は『イースタン・プロミス』を観て、最近のクローネンバーグはわかるようになった、と言っていました。んーっと、クローネンバーグって何だっけ?と聞いたら『裸のランチ』の人だそうで…、ぎょっ、あのグロい監督か…。でも、段々グロだけじゃなくなっているらしいです。
その後、CAFE DE CRIEでお茶。途中、スターウォーズハン・ソロとオビ・ワン・ケノービーの名前が出てこなくなり、30分位、あーでもない、こーでもない、と。友人はジャバラハットとか、そんな名前は覚えてたのに。私は、マスター・ベンという名前は思い出せたんだけど、オビ・ワン出てこなかった。調べてみたら、隠遁した後はベン・ケノービーっていうのね。変な事覚えているもんだわ。お店を出て、駅まで歩いている途中に二人に映画の神様降臨。思い出しました。
そして、再び副都心線を使って帰宅しました。
ああ、そんなこんなで既に6月も過ぎようとしています。後半は、ゆるーく気合い入れてきます。
こちらはARB 「Boys and Girls」