映画『モンゴル』

ともかくモンゴルの風景を大画面で見たい、それだけで行ってきました。
(ちなみにウィグルでも撮影したらしいです。)
監督はロシア人。カザフに近い土地の出身。

浅野君はかっこ良くて大好きだけど、浅野君が出てるから見るってわけでもないのよ。日本の俳優の中では松田優作の次に浅野君が好きかしらん。

モンゴル語の響きも良いし、『テムジン』の発音もわかったし、モンゴルの風景(モンゴルだけではないと思うけど)は壮大だし、馬はかっこいいし、楽しかったかな。

やっぱり、良かったんじゃん、と言われそうだけど、そこまでいかない。

このチンギス・ハーン、いい人すぎないでしょか??
人を思い、人に公平に分け与え、状況を判断して指示をする、というのは、確かに勇気がないと出来ないとは思うけれど、さらっといい人に描かれてて、ちょっと嘘っぽい。いや、映画だからホントじゃないんだけど、それでも嘘っぽい。

戦闘シーンになるとCGが気になる。(多分、CG多用していると思う)
微妙なぎこちなさや動作の遅れが気持ち悪い。ピンクがかった血しぶきも。
趣味の問題なのかもしれないけど。

しかし、続編があったら見てしまうだろうと思います。
浅野君、やっぱりいい男だし、風景も馬も人もきれいだから。



映画の始まる前に流れたのが政府公報で、「いじめ相談ダイヤル24」について。
でかでかと掲げられた電話番号がナビダイヤル(苦笑)

流れた映像では子供が公衆電話からかけていて、テロップでは、この番号は携帯・PHSからは繋がりませんと流れる。

ウェブで見たら、携帯・PHS用の番号は別にあるらしいのだけれど。

何だか役人仕事って、ますます、ホントに浮世離れしてるとため息。
誰のための「いじめ相談ダイヤル」なんだか、よくわかんない。
今時、公衆電話探す方が大変だと思うんですが。