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国立能楽堂「夢てふものは」「実方」20071212

今週は、結構楽しいイベントが続きました。
久しぶりの国立能楽堂へ行きました。
狂言は新作狂言「夢てふものは」です。
狂言はわかり易いし楽しいし、ちょっと考えさせられます。
今回もうぷぷっと笑ってしまいました。
脱サラして起業した二世経営者と占い師と
人の業績を横取りしてのし上がった管理職のサラリーマンって感じね。
えー、細かいストーリーは省かせてください。

能の演目は世阿弥作とされる「実方」です。
藤原実方は平安中期の歌人で舞の名手ですが、作中、陸奥へ左遷され没し、後に陸奥を訪れる西行の夢の中に出て来て舞を踊るというお話です。国立能楽堂の解説によれば「男のナルシシズム」がテーマです。
シテは梅若六郎さん、ワキの西行法師は宝生閑さん、間狂言に野村万作さん、などなどゴージャスな顔ぶれです。翌日は大槻文藏さんです。

帰り際、隣に座ったおねーさんに話しかけられました。何でも年間30本歌舞伎を見るのだとか。歌舞伎のネタは能であったりすることも多いんですが、おねーさんは、今日はちょっと歌舞伎の元ネタを見に来てみたんだということで、やっぱりいいわねー、とおっしゃりました。私は、やっぱり歌舞伎は楽しいですよね〜。と応えて、その後、二人とも、今日の狂言は面白かったというところで意見の一致。

帰り際に道で語らっている、また別の二人の会話が聞こえてきました。今日の演目は地味だね、と。なんたってナルシストのおじーさんの話だからね〜っと。あ、そうか。

今年は色々なことがあって、あんまり来られなかったけれど、来年はもっと劇場にも出かけたいと思いました。できればもっと派手な演目が好きだなぁ、とも思いました。大江山とか…。竜宮城のお話とか…。